過去の地震災害に学ぶ、通電火災を未然に防ぐ感震ブレーカーの設置
通電火災を未然に防ぐために感震ブレーカー
通電火災とは、停電が復旧した際に、
倒れた電気ストーブやオーブントースターなどに
接触している可燃物などから出火する火災です。
地震の時に揺れに伴って電気機器からの出火などの
火災を未然に防ぐためにも、対策が必要ですね。
個人で出来る範囲でやれることがあります。
ブレーカーに地震の揺れである一定の大きさ
(例:震度5)の時、おもりが落下して電気を
遮断する仕組みの装置を設置することです。
費用がかかるので、費用対効果をみる必要が
ありますが、火災の事を考えれば、
必要でしょう。
住宅密集地では特に、全戸の設置が望まれますね。
出来るならば、公共的な費用を使ってでも
通電火災を未然に防ぐために感震ブレーカーの設置
はやる価値は大いにあります。
阪神・淡路大地震の時のことを考えれば、
地震の活動期に入った日本の国土を考えれば、
感震ブレーカーの設置は必要不可欠のものですね。
地震発生時には、震度5強以上の揺れで感震装置
が感知して、ブレーカーを自動的に遮断する装置は、
電気製品などへの電気の供給では今後必須となるよう
義務付けてもいいのではないかと。
地震発生してから、通電する時に、火災が発生しない
ようにすることが、過去の地震に学ぶことです。