人生100年時代の本当の生きがいとは何か?
人生100年時代の生きがいを考える
日本では少子高齢化社会ではなく、すでに
少子高齢社会そのものです。
少しでも長生きしたいと願うのは人情として
も当然のことです。
ただ、いかに元気で暮らせる健康寿命を
延ばすかが大切かということが、わかって
来ましたね。
寝たきりで老後をずっと生きるなんて
考えるだけでぞっとします。
誰でもなる可能性があるわけです。
そこで、いか他人の手助けを借りずに
生きられる「健康寿命」を延ばすかに
焦点が絞って考えられるようになった。
最新研究では、食生活や運動が大事なこと
と共にさらに、社会参加が健康寿命に大きく
関わっていることがわかってきました。
「自分にできること事で人の役に立つことが、
第2の人生を生きがいになる」
(さわやか福祉財団 堀田力会長)
人の役に立つ、言い変えれば、
人様に必要とされているという存在感
があるようになることですね。
人の役に立つ・・というのは、
なんだか、Googleの検索エンジンの目指して
いる原理原則のようで、目指すところは一緒
なんですね。
昔の偉人たちのことで学んでも結構ためになる
ものが多いんではないか。
養生訓で有名な貝原益軒ですが、
江戸時代当時、83歳まで長生きしています。
晩年の活躍が光っているんだそうですね。
各地を歩いて、弟子を育て、本を出していった
ようです。
高齢になって、隠居生活というイメージが
決してありません。
歳を重ねてもむしろ、積極的に人と触れ合い
人のために行動しているんですね。
今後の日本の少子高齢社会での生き方として
とても参考になるような気がします。
人生100年時代というと、
60歳定年だと、ほんのお折り返し地点でしか
ありませんから。
自分だけのために生きる、なんて考えたら、
人から見たら、社会からみたら、
なんかみっともなく見えますね。
たぶん、確かに、人のために役に立っている
という行動の中にこそ、本当の生きがいがある
ようです。